紙の本と画面の本


【武蔵・遠野物語、ネット公開…著作権切れ続々】
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130104-OYT1T00517.htm

 「宮本武蔵」や「三国志」で知られる作家・吉川英治らの作品が、今年から自由に利用・閲覧できるようになり、元日以降、ネット上に続々アップされている。

 没後50年が過ぎて著作権の保護期間が切れたためで、今年は、ほかに「遠野物語」を著した民俗学の祖・柳田国男、詩人の室生犀星らも加わる“当たり年”。「吉川三国志がネットで無料で読める」などと、ファンらの間で注目が集まっている。

 文学作品の著作権は、著作権法で「著作者の死後50年を経過するまで存続」と定められている。没した翌年から計算されるため、1962年の物故者の場合、昨年末で切れ、今年から無許可で使用できる。

 著作権の切れた作品をインターネット上で無料公開している「青空文庫」の運営者・富田倫生(みちお)さん(60)は「人気作が多く、例年にない話題性」と話す。昨年末から「年が明けたら早く公開して」との要望が相次いでいたといい、元日に柳田の「遠野物語」、吉川の「私本太平記」、室生の「抒情小曲集」などを公開。吉川作品は今後、シリーズごとに毎月公開する計画という。

(2013年1月4日21時26分 読売新聞)

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同じ作品を、紙の本と、画面上(画面という言い方はどうかと思いますがw)で読み比べる機会がグッと増えることは、楽しいです。
同じ作品でも、まったく違ったものとして感じる、という何だか不思議なことがいろんなところで起こるでしょうから。

「紙の本」の作品と、「画面の本」の作品は、同じ作品であっても違うものだと思います。
紙の本の方が確実に面白いです。これは間違いない。
その理由は、、、、また後日w