東電内についてのふとした疑問

東電 賠償で追加資金援助申請(12月27日 20:35更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20121227/index.html

東京電力は、福島第一原子力発電所の事故の賠償の総額が、対象となる不動産を追加するなどした結果、これまでの見積もりを上回る見通しになったとして、27日、原子力損害賠償支援機構に対し、不足分として6900億円余りの追加の資金援助を申請しました。
東京電力は、ことし5月に策定した「総合特別事業計画」で、福島第一原発の事故の賠償総額をおよそ2兆5462億円と見込んでいて、国が出資する原子力損害賠償支援機構に対し、公的資金による資金援助を申請しています。
その後、ことし7月に土地や家屋などの賠償基準が決まったことで、賠償の対象となる不動産を追加したり、自主避難をした人や農産物などの風評被害に対する賠償の期間を延長したりしました。
この結果、賠償の総額が、これまでの見込みを上回る3兆2430億円に達する見通しとなったため、東京電力は27日、機構に対し、不足分として6968億円の追加の資金援助を申請しました。
東京電力は、来月、福島県に賠償などの拠点となる福島復興本社を設立することにしていますが、政府側は、迅速な賠償など東京電力の取り組みが適切かどうかを見極めたうえで、申請を認定するかどうか判断することにしています。

NHKニュース

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こういう記事を読むと、


東電内で
原発はコストに見合うものではなく、会社を潰しかねないのでやめましょう」
という声はないのかなあ??


といつも思ってしまいます。
自分とこだけで処理できない状況が生まれるのが明白なのに、
(事実生まれているのに)
それでも「原発は必要です」と言い続けることができるのが不思議です。
誰かが助けてくれるから問題ないんですかね。
原発をやめるのは‘現実的’ではない。日本社会が崩壊する」
といった内容を所々で聞きますが、
最早その‘現実的’たる‘現実’が、張りぼて化してるのではないかと思ってしまいます。


原発ゼロ、白紙に…石原環境相「現実的でない」」(2012年12月28日07時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121228-OYT1T00194.htm?from=main2


「<茂木経産相>「原発新増設せず」白紙 安全確認し再稼働」(毎日新聞 12月27日(木)11時26分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121227-00000020-mai-pol


また何もなかったかのように‘現実的’な選択として、
再稼働、新規建設が始まるのでしょうね。


と、思って「現実的」を辞書で調べてみたら納得しました!

「現実的」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/69853/m0u/

[形動]
1 現実のものであるさま。現実に即しているさま。「路上駐車などの―な問題の解決策を練る」「―に処理する」
2 実利のみを追求するさま。「計算高い―な人」


なるほど。
2 実利のみを追求するさま。
とあるではないですか(笑)。
納得しました。