「自衛隊の過酷な実態」


本日22:00〜24:00、TBSラジオ「Session22」のテーマは、
自衛隊の過酷な実態」についてです。

■テーマ
海外に派遣された自衛隊員54人が自殺していたことが明らかに。
自衛官が直面するストレス、いじめ、過酷な実態を考える
■スタジオゲスト
ジャーナリストの 三宅 勝久 さん
http://www.tbsradio.jp/ss954/2015/05/20150529.html


必聴です。
現在国会で集団的自衛権自衛隊行動範囲拡大の議論(?)が行われていますが、
その両方の根幹になるのは、自衛隊であり、自衛隊員です。
僕は日本国民は自衛隊員の犠牲に対して何の準備もしていなく、現在の国会審議による法案の架空性と自衛隊員の命という実体性の差の認識すらしていないのではないかと疑っていますが、
この番組はなかなか知りにくい自衛隊員の命の実体性を認識するかっこうの機会になると思います。


このテーマが放送される時間は、22:40〜23:40くらいだと思います。
放送後、1週間はポッドキャストで聴くことができます。
http://www.tbsradio.jp/ss954/2015/05/20150529.html
それ以後もiTunesで音声をダウンロードできます。(1ヶ月くらい?)


法律ができればそれに自然と対応できるものではありません。
現在審議されている安保法制は、その曖昧さ、軟体さ、不明確さにおいて、実体とまったく整合しないものです。国会での野党と首相などのやり取りをみればそれはすぐに分かります。
答弁のたびに内容がかわり、答弁者によってもその内容がかわる。
こんな法案が実体と融合するわけない。
集団的自衛権自衛隊行動範囲拡大において、実体の中心である自衛隊自衛隊員のことを知ることで、安倍政権のデタラメぶりをより認識し、その認識を声に上げていきたいと僕は思っています。

派遣自衛隊員の自殺者はイラクで29人、インド洋25人

2003年から09年までイラクへ派遣された自衛隊員のうち、在職中に自殺で死亡したと認定された隊員が29人いることがわかった。27日の衆院の特別委員会で明らかになった。防衛省によると、うち4人は、イラク派遣が原因のストレスで自殺に至ったとみられるという。イラクに派遣された自衛隊員は陸海空の各自衛隊で約9310人。


朝日デジタル 5/28
http://www.asahi.com/articles/ASH5W6KG8H5WUTFK01M.html