単純さに身を預けてはいけない

「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈することは決してない」


毎日新聞 2/1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150201-00000011-mai-int


安倍首相の、稚拙で、安直で、単純で、頭の悪い論理を受け入れてはいけない。己の失敗を隠し、大声で「テロに屈しない!」と叫ぶその姿の滑稽さを冷静に見つめること。それが大切。


テロ掃討に参加して国内外の日本人を守ることができるのか?
そのことが今後の日本に、日本人にどのような影響をもたらすのか?
日本の世界に対する貢献はテロ掃討に参加することだけなのか?
「むかつく奴は叩く」という単純さに危うさはないのか?
それは考えることを放棄した結果なのではないか?
思考放棄による政策は妥当なのか?


など、これらのことを一歩立ち止まって考えたい。その結果、安倍首相の化けの皮を剥がれるだろう。流されてはいけない。激情に駆られてはいけない。単純さに身を預けてはいけない。


後藤さんの母親・石堂順子さんコメント全文


健二は旅立ってしまいました。あまりにも無念な死を前に、言葉は見つかりません。今はただ、悲しみ悲しみで、涙するのみです。しかし、その悲しみが「憎悪の連鎖」となってはならないと信じます。「戦争のない社会をつくりたい」「戦争と貧困から子どもたちのいのちを救いたい」との健二の遺志を私たちが引き継いでいくことを切に願っています。 2015年2月1日 石堂順子


「憎悪の連鎖」としてはならない。


日本人が試されています。