「エネルギー基本計画」のパブリックコメントについて


<追記 1/3>
パブリックコメント送信フォーム
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620213015&Mode=0



先日、新たなエネルギー基本計画の素案が、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会により承認されました。主な内容は、


原発を「エネルギー需給の安定性を支える基盤となる重要なベース電源」と明記
・「2030年代の原発稼働ゼロ」の方針と一線を画す
・「(原発の)必要とされる規模を十分に見極めてその規模を確保する」と明記


などです。
つまりは、原発を推進していく姿勢が鮮明になっています。


「総合エネルギー調査会基本政策分科会
エネルギー基本計画に対する意見の骨子(案)」
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonseisaku/12th/12th1-1.pdf



この新たなエネルギー基本計画についてのパブリックコメントが、
1月6日(月)まで募集されています。
上記よりエネルギー基本計画を読んでいただき(そんなに長くありません)、
賛成でも反対でも、何かしらの意見をもたれた方は、是非パブコメを送付していただきたく思います。
僕は、原発については明確にNOの意見を持っていますので、
パブコメを送付します。


パブコメについて、特定秘密保護法案のそれが「無視」されたという事実がありますが、
そんなことにへこたれず、諦めず、斜に構えず、反対のものについてしっかり意見を発信していきたいと思っています。
特定秘密保護法案のパブコメは「無視」されましたが、
安倍内閣パブコメを無視した」という「事実」を作ることができました。
その「事実」を積み重ねることは、安倍内閣にボディブローを打ち込み続けることになると思います。
ボディブローは後で効くといいます。
パブコメを無視し続ける内閣」という「事実」が、事の発端となる契機となるのか、爆発をより派手にする火薬となるのか分かりませんが、必ずや安倍内閣に影響を及ぼすこととなるでしょう。


そしてまた、パブコメは、国民が行政に関与できる数少ない機会でもあります。
とても弱いものかもしれないけれど、関与できるということは確かです。
一つ前のブログで書いた北本駅についての住民投票のように、
劇的な結果をもたらす程のものではないかもしれません。
しかし、「国民は行政に関心ないんですよ。パブコメ少ないですもん」という「事実」=口実を官僚に与えないためにだけでもパブコメに意見を送ることは意味のあることだと僕は考えています。


何かしらの意見がある方、是非パブコメに。