知らずに賛成


もう1週間ほど前の記事ですが、衝撃を受けたので掲載しておきます。



「私自身も(種子法廃止の)中身が分からず(賛成に)起立した1人だ」


こんな人たちに日々の生活や国の形にかかわる法案が可決されていることに暗澹たる気持ち以外湧いてきません。


2013年成立の特定秘密保護法(特定秘密の保護に関する法律)
2015年成立の安保法(平和安全法制)
2016年成立のTPP(環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律)
2017年成立の共謀罪テロ等準備罪
2018年成立の高プロ制(働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)
2018年廃止の種子法(主要農作物種子法)
そして現在行われている臨時国会での成立が目指されているといわれる、
・漁業法の改正
外国人労働者の受け入れ拡大(出入国管理法の改正)
・水道民営化(水道法の改正)
といった法案の数々。。。。。


これらの法律が「私自身も(種子法廃止の)中身が分からず(賛成に)起立した1人だ」とおっしゃる人々によって支えられ、成立しているのです。
ここに憲法も加えようとしているのでしょう。


この発言をしている竹下亘氏は、元衆議院予算委員長であり、元国会対策委員長であり、元自由民主党総務会長であり、元復興大臣の方です。
そんな“重要な”人がこんな体たらくなわけで。。


悲しい。


【参考】竹下前総務会長が市民団体に懺悔 「種子法」復活に光か?
竹下前総務会長が市民団体に懺悔 「種子法」復活に光か?|日刊ゲンダイDIGITAL